活動をテレビ放映されちゃった\(^o^)/

                                        
ベルーガ活動テレビ放映雑感   
コーチ  杉浦 真代

平成15年6月29日(日)CBCテレビ「ニュースな日曜日」という番組でベルーガの活動が取材・放送された。CBCといえば地方局とはいえ東海地方では屈指のテレビ局である。こんなチャンスはめったにないのだ!

前回のテレビ取材の時と違い今回は子育て中につき関与出来ませんでした。という訳で第三者的に今回のテレビ放送を語ってみたいと思う。

テレビ取材があると聞いたのは6月初旬、代表の相馬さんへセンターを通して依頼があったようだ。私にも出て欲しいと要請されたが手のかかる子供2人を抱えているのでベルーガ活動は控えなくてはならない・・・。しぶしぶ辞退。(実は結構ミーハー人間なのでこういうのは好きだったりする。)

相馬さんの話だと取材の日時がころころ変わり調整がなかなか大変だったようだ。まぁ、それでも滞りなく取材は終了したと聞きひと安心。放送日を待つばかりとなった。

当日番組が始まり放送時刻近くにテレビ前に座る。子供も一人が泣きもう一人がじゃれ付きゆったり鑑賞というわけには行かなかったがなんとか見ることができた。

まず、センターが映りそしてメンバーたちが続々とプールに集まってくる。なんだか皆とってもにこやかだ・・・。そして、練習風景が映しだされた。久々に見る練習風景に目を見張った。「皆とっても上手になってる!」それだけでとてもうれしくなった。

まずは相馬さんの紹介からで、変形性股関節症で杖が必要と説明がはいる。水泳指導をしている姿も映し出されていて「シンクロはテレビで見るだけのものと思っていた。練習しているうちに足があがるようになった。」と相馬さん。

その後練習内容が紹介されて、スカーリング、足上げ(正確にはバレーレッグといいます)の紹介。その中で、足を上げながら沈んでいくメンバーが映し出され、真下さんが、沈んでいく時には「沈んじゃった〜」とナレーション。

真下さんも年齢は内緒ということであったものの前転の連続技を披露!びっくりした。とってもよく出来ている。だが「努力が足りないということですね。」と真下さん。充分努力しているのにこれ以上どうするんだ・・・とテレビにむかって突っ込む私。

次にナレーターの人が加藤さんを紹介する。「クラブの技巧派」・・・思わずほくそえむ私。実はこの表現、私がテレビ局の人に言った言葉だった。

加藤さんのことをどう紹介したらいいかと電話で問い合わせを受けて出た言葉が「技巧派」だった。局の人は「そういう言葉もありますね。」といって電話をきったのだ。私の国語表現力も捨てたもんじゃないわいと、違う方向で喜ぶ私。おバカである。

そして、フェスティバルの時のデュエットのビデオが流されて加藤・大西ペアの技術力の高さを見せてくれた。う〜ん本当に上手くなったもんだのぉ・・・と目を細める私。どこぞのば〜さんみたいである。

その中で加藤さんが昔寝たきりのような時があったとコメントが入りびっくりした。「そ〜なんだ〜知らなかったよ〜。加藤さん大変だったねぇ。」と素人発言。加藤さん曰く「シンクロのおかげで人生が変わった。」・・・思わずじ〜んとしてしまった。

そしてベルーガのチーム演技が始まるのだが、なんとそこでCMがっ!CBCもなかなか粋な演出をしてくれるもんである。

演技の最中にも字幕が入る。「障害者シンクロは健常者がいっしょに演技できる」「障害者シンクロは競い合わない」「障害者シンクロは足をついてもいい」「障害者シンクロは”障害”を個性としてとりいれる」「何よりも大切にしているのは心から楽しむこと」全く持ってそのとおりである。

ここで突然コーチの目線から演技を見ると皆一生懸命でなかなかいい演技である。表情もとってもいいし、けっこう揃っているし。でも多分想像するに、フェスティバルの時の演技が改心の出来だったようなので皆にしてみると出来栄え的には普通より少し上?だったかも・・・と感じました。最後のリフトのところで演技終了。

皆がシンクロについて語る。紘也君はお母さんにシンクロ好き?と聞かれ「うん。」秀君 「シンクロ好きです頑張ります。」麗奈 「シンクロは自分を表現できる。」みどりちゃん「皆と楽しく会話しながら出来るのでとても楽しい。」最後に相馬さん「練習も楽しいし出来ないことに挑戦するのが素晴らしい。」皆シンクロをそんなに楽しんでくれていたのね・・・。うれしいよ〜。

そして皆がセンターを出て帰っていくところが映し出されナレーションが入る。「また次の週末まで白いイルカたちはプールを後にします・・・。」そうかみんなシロイルカだったのね。すてき・・・。これで放送は終了。

その後テレビ番組の司会者やコメンテーターの言葉があるのだが、結構皆よいことを言ってくれていたのだが・・・

「これから、海に行きたいですねぇ。・・・戻るですねぇ。。。毛皮がなくなったのも・・・」

ちょっと私にはわかんなかったっす。

とまぁ、好き勝手書いてみましたがベルーガの活動をこうやって広めていただけることに本当に感謝している次第であります。テレビ局の方もさすがプロで、素人の皆をとっても上手く取材してくださったと思います。

以上 コーチの目から見たテレビ放送レポートでした。